肥満治療と肥満対策のための食生活の工夫

肥満治療が必要な人も、肥満対策をしたい人も、食生活に気をつけるのはダイエットの基本です。
食べ方は今のままで、運動だけで痩せようと思っても、痩せるには無理があります。脂肪は1gあたり9kcalありますから、1kg痩せるには9,000kcal消費する必要があります。
ウォーキングを早めのペースで1時間くらいして100kcal消費できるかどうかくらいのレベルですから、よほどハードな運動をしないと効率よく痩せるのは難しいです。
かなり頑張って1日で1,000kcal消費したとしても、その後空腹感が強くなってがっつり食べてしまえば1,000kcalなんてあっという間です。外食は単品だけで軽く1,000kcalあるメニューも多いです。
肥満治療や肥満対策は、運動だけでやろうとすると必ず失敗します。運動がもともと大好きな人ならば良いですが、あまり好きでもない運動を必死にやって痩せようとするのはあまり上手い方法とは言えません。
仕事がある人ならば、運動ばかりしている時間も取れないでしょう。
肥満治療では治療薬を使うこともありますが、基本は食生活で少しずつカロリーを減らすことです。肥満対策も同様で、運動で一気に減量しようとするのではなく、食生活で少しずつ消費カロリーが摂取カロリーを下回るように調整していきます。
例えば、同じくらい好きなものがあるのならば、どうせならば少しカロリーが低いものを選ぶ、フライパンをテフロン加工の道具に変えて余計な油を使わないようにする、時間をかけて良く噛んで食べるようにする、などのちょっとした工夫で、減量効果が出てきます。
ダイエットは長い目で見て、じわじわと痩せていくほうが良いです。